阿吽符
どうしても叶いたい願いがある。 阿吽符と懺悔文つき阿吽符

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純銀阿吽符
5000円
裏に祈願をる1000円
合計6000円
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真鍮阿吽符
1500円
裏に祈願を彫る500円
合計2000円
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裏、懺悔文入り
真鍮阿吽符 2000円
純銀阿吽符 6000円
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お詫び
木製の1000円阿吽符が売り切れています。今しばらくお持ち下さい。
良縁阿吽符は神社さんとの契約で当社自身では販売しません。ご祈祷され、霊験あらたかな御札として年内販売になるようです。その時は、このネットでもご案内します。
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以下の文は巣鴨とげぬき地蔵尊で販売していたころのエピソードです。
だいぶ時間がたってますが今でも鮮明に覚えてます。懺悔文、阿吽符に関してのことです。
臥薪嘗胆の乙女
12年ほど前のこと。境内で迷子札を彫っていると20歳くらいの,学生風の女性が迷子札を珍しそうにみている。「願い事を彫るんでか?・・・一枚お願いします」
「何を彫りましょうか」「がしんしょうたん」と即答。(ガシンショウタン?臥薪嘗胆じゃないよなよな。しかしこれ以外にほかの単語がない?どんな決意、願いをもっているのだろ?・・・・・)
「司法試験でも目指しますか」 以外にも「はい」。[・・・・・?」。北海道から来られたとのこと。うけ答えが素直の人だが、強い志をひめたような眼は、先ずは司法試験合格、そのためにどんな努力もするし我慢もする決意を表しているようにみえた。この近くに用があって来られた後でお地蔵さまにお参りにきたそうだ。これを求めたから試験に合格するなどと気慰めは思わなくとも、先ず自分が今出来る最善は強い決意からだと思ったのだろう。それにしても、うら若い女性がよくぞ言った。「臥薪嘗胆」。鮮明に記憶に残った。今はゆうに30歳を越えているはず、どのようね過ごしておられるだろう。もし、このネットをご覧になったらご連絡ください。臥薪嘗胆の縁、女性でこの言葉を彫ったのはあなたしかいなかった。最近人気の出てきた福は内札にあなたの希望通りの言葉を刻んでお贈りしたい。それとも阿吽符誕生の縁をつくってくれた人だから阿吽符の裏に希望の文字を彫っておくりましょうか。もちろんプライバシーに触れるようなことは一切しません。
迷子札に祈願や夢も彫るのを多くの人に勧めてきたが、これだけ強く明確な目的を持っている人にもっとピッタリの札があっても良いかもしれないと、この時に思った。 阿吽符としたのは、符は割り符の符で神仏と契る。二枚作り一枚は神仏にお預かりいただくように説明することも考えたが、物事形式ばらず難しくしない方が良い。求めた方が考えればよいことだ。
悔い流す涙
目の前で30歳くらいの女性が目に涙し声をたてずに泣いている。ここまで赤心を話してくれた方に中途半端な慰めの言葉は失礼だと思いつつ、私は懺悔文に説かれていることを丁寧に語っていた。この話の途中から泣き出した。私が泣かしたのではない。ブッダの教えが泣かせたのだ。懺悔文、これは「さんげもん」と読む。「ざんげ」と読みたいし、「さんげ」ではパソコンも漢字に変換しない。仏教の重要単語を変換できないのはパソコンに仏心がないからだろう(?)。他の世界の宗教は「ざんげ」と読む。懺悔文は仏道を求める人やお寺に修行に出入りしている人は一日一回は唱えるポピュラーなもの・・・・4行28字からなる言葉。縁のない人も多いかもしれないが世界の宗教の根底に共通してあるような気がする。目の前に涙する人に詳しい事情はもちろん聞かないが、授かった命(嬰児)を自らの手で葬ったことに、悔やんでも悔やみきれない人の涙だ。これを解決するのはアヤシゲな壷を買う必要もなく、特別なオマジナイを受ける必要は全くない。自分自身の心の中にしか解決の方法はない。他の方法があると思うと道をあやまる。当時すぐ近くで手作りの耳掻きを売っていた人が「また、女の人を泣かしている」と訝ったことがあったが15年ほどの間に同じ例が8人おられた。私がこうした方を探しているわけではない。偶然の8人は潜在的は多くの方がおられるのかも知れない。水子供養、除霊とか称して怪しげなものが売れ、高額のまじないにお金をだす土壌があるようだ。昭和の名言(?)に「反省するだけなら猿でもできる」がある。心から反省できるのは簡単ではない。資質の問題かもしれない。
懺悔文の中核は「貪瞋痴」だ。貪は欲張り貪ることであり、瞋は怒ることだ。これは細かいことは別として異論は無いと思う。問題は痴だが難しい。愚痴る、言っても仕方ないことを言う、こんな説明で終わったしまいがちだがどうもしっくりこなかった。是を自分なりに納得するのに時間がかかった。今、問題としているのは、おかした過ちを悔やんでいる人に。心から反省して出直す以外に方法がないことを良く理解する。これ以外ないと断定できるほどに理解できないことが痴という。この説明は少し端にかたよっているかもしれなし異論はあるだろう。が私はこのように理解している。あやまる原因は自分の身から、口から、心からでてくる。これが懺悔文の主旨だ。
そんな話で泣き出すか?。こう問う人と、涙している女性とは立脚点がまるで違う。彼女は葬った命と自分の命が別のものと思ってない。むしろ命の母として自分の命以上に大切だと考えている。悔やんでも悔やみきれない心情は深い。だから声もたてずただ涙が流れ出す。人の心の深淵を教えてもらったできごとだった。涙を流した方の懺悔滅罪が始まったら、終結(吽)の香も感じてもらいたい。まだ若い。懺悔文付き阿吽符はこんな中から作る気になった。祈願用阿吽符は夢の実現を願って求める人がいるだろう。良くできているお札で作者の私なんかが扱うより神社仏閣で扱って頂き、ひとりでも多くの若人の決意を深める手伝いをしていただけたらと思っている。懺悔文つき阿吽符は仕事として成り立つほど数が売れないだろう。だが作り続ける。失敗し悔やんでいる人の気持ちを根本から救える力を秘めているから。
阿吽
肝心の阿吽そのもの説明が目的なのに、動機説明で時間がかかりすぎたがこれも大事。その大要は冒頭に記した私の詩作でご理解いただきたい。阿吽の考え方はおもしろいし役に立つと思う。阿吽、時の流れを俯瞰できない人は大きいものが見えない。若い女性向きで人気のある雑誌、アンアンの名前もこうした発想で付けたと知人が言っていたが真偽はしらない。パンダの名前みたいに同じ2語を重ねた名称はいっぱいある。アンアンはいい名称だと思った。阿も吽も大切な敬うべき考え、それ故に神社には阿吽の狛犬が、寺院の山門には阿吽の像(仏教の守護の意味が強いが)が奉ってある。真言宗には梵字の阿字を敬いつつ阿字観という修行がある。梵字は種字(一字で仏を表す)、卒塔婆、などに使われ続けて定着した。この梵字、発祥はサンスクリット語を表記する目的でインドで生まれたが、今は残っていない。伝播の地中国にもない。空海、真言密教が日本に梵字を残した。この稿、筆をおくつもりが更に脱線を深めたが、私のネット作りは、写真撮りと画像つくりが下手で解りにくい。その負い目を下手な文で補おうと、なまけ者の節句働きみたいに筆が動いている。しかしこれ以上はみっともない、終わります。
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